2010年11月19日金曜日

 
 
中枢とは基本的に外からは隠されれる。全体を構成するため出来事が作り出す。出来事をインターフェースとして人々は中枢の目論見と行動力を測る。中枢も自律 的には動いておらず、外部と内部の圧力の中におり、多層的だ。ただその力学的捻れと中枢の自意識が露になるとき中枢は機能不全に陥る。

中枢(の自意識)は隠されてる(隠せている)ことでより効果的に機能する。今、中枢はどこにあるのか。中枢の変移が起きてるとしてそのモデルはどのようなものか。 ある種の作家は、中枢の場所をつきとめる、あるいはそのモデルの構造を掴みとろうとする。

中枢とはつまり隠された原因と呼べるか。

ただ作家は必ずしも正義として構造を前景化し批評するとは限らない。批評が利用となる場合もある。ところでスパイとはまず内部に入るために承認を得なければならない。