2013年12月10日火曜日

facebookはこれに決定。





これで海外の人と会話しよう。



アイコン決定。


ツイッターのアイコンはこれに決定。

2013年12月9日月曜日

アイコンのためのドローイング


ツイッターのアイコンを変えようと思って、なにげなく描いてみたものの。誰だろう、この人。

2013年10月18日金曜日

【詩】ここが腕のみせどころ。


彼があなたに仕掛けた罠はつまりはこういうことだと思うんです。
もちろんこれは比喩のお話。

あなたは、火がついた鍋の油を見て
慌てふためきバタバタ。
彼はそこに現れて、
素早く、水の入ったバケツをあなたに手渡す。
彼を疑うことなく、即座に水をひっかけた。
結果、当然火は飛び散り、まわりに引火し燃え広がった。

気がつかなかったことを責めるつもりはないけれど、
あの時点で消火することは、じゅうぶん可能。
水をかけさえしなければ、たぶん、ああはならなかった。

もし、彼が正しい対処方法を知っていたと証明できるなら、
すべては丸く収まります。
彼はたぶん知っていた。
濡れた布をかぶせりゃ それでおしまい。
けど彼はどうしてそのことをしゃべる?
罪を認めるわけがない。
メリットなんて何もない。
これがなかなか厄介です。

たぶん策を練らなきゃいけないんです。
ここが技のみせどころ。
これがわたしのお仕事です。

2013年7月13日土曜日

「観察」

用途ではなく価値だけを
交換することすらのぞまない
ただひたすらに所有することを欲望すること
欲望することこそが彼の欲望であり

商品を差し出す女の顔は、
相手を許しながら、まさぐり、液体を提供する

口の悪い男の口は、しゃべりながら、液体を吸い上げる。

はずかしげもなく
欲望をむき出しにして、
打ち砕かれることのない眼差し

目は手であり、手は舌である。




2013年7月12日金曜日

「言葉の練習」



つかむ 空を
うそだ、そんな言葉

もっていかれる 

ぐにゅり

ゆれが大きくなり

つかむ 空を
うそだ、そんな言葉



2013年2月12日火曜日

「お陰さま」 


商人「あ、お陰さま。」

お陰さま「こんにちは。」

商人「さすがに曇りの今日は、影が薄いですね。」

お陰さま「昨日は濃かったのだけれど、濃いなら濃いで、影を潜めてしまうところがあるんだよね。」

商人「そんなことはありませんよ。いつもいつも、お陰さまですわ。」

お陰さま「私が陰でいるもんだから安心してるくせに。」


2013年2月3日日曜日

「ダウジングについて」


従兄弟「あなたが描いているダウジングとは、水彩という技法と関係があるのでしょうか?」

「鋭い質問ですね。僕は確かに乾きに興味があります。水彩に限 らず、作品には、乾湿を感じると思うんです。ウェットな作品、みずみずしさがあるでは意味が違う。けれど共に作品が持っている乾湿の表現です。」

従兄弟「それと水彩画の乾燥が結びつくと?」

「そうです。そして、水彩画はその乾きのなかに水を探す/感じるようなものだと思うのです。」