2012年7月1日日曜日

6月25日
今日は昨日の繰り返しだ。
6月26日
今日は昨日の繰り返しだ。
6月27日
今日は昨日の繰り返しだ。
6月28日
今日は昨日の繰り返しだ。
6月29日
今日は昨日の繰り返しだ。
6月30日
明日は今日の繰り返しだ。
7月1日
今日は昨日の繰り返しだ。
7月2日
今日は昨日の繰り返しだ。
7月3日
今日は昨日の繰り返しだ。





 反復

ねえ、ママ。
僕はね、ママにおちんちんがないのはそれほど不思議じゃないんだよ。
本当だよ。
確かにね、僕は同じ組の女の子の下半身を見た時に、確かに違和感を覚えたよ。
言葉にはしにくいけれど、今でもそれは覚えてる。
この違和感とは性差の実感だと思うよ。
けれどね、ママを含めた大人の女性のそれとは同じではないんだ。
子供が何を言ってるんだと無視しないで、ちゃんと聞いてね。
まずさ、僕にとって陰毛の有る無しは大きいんだよ。
その違和感で、性差よりも大人と子供の違いを強烈に与えられたのさ。
そしてね、なによりも僕は、そう、僕はさ。
パパのおちんちんの方が違和感が強かったのさ。
うん、これは恐怖だといってもいい。
だって僕のものと全く違うじゃないか。
どうしてあんなにグロテスクなの。
不思議でならないよ。
あれば同じなんて思ったら大間違いなんだよ。




男根期



トイレットペーパーとへアースプレーについて語ろうなんてやつは尻軽野郎だ。
高層マンションとCDプレイヤ―について書くなんて楽観的なレイシストに違いない。
眼鏡と絵筆について考えるなんて性的倒錯者だろう。
乳酸菌とハンガーを唱う人間は空想的社会主義だと決めつける。




潔白主義