2019年7月1日月曜日

んたちの抵抗とヴの迫害



「デモは日を増すごとに大きくなっていますが、私は必ずしもこの状況を楽観視していません。んたちがしりとりで悪役になることや、んから始まる単語がないなど平等性に欠ける文法の問題点はわかります。しかしんたちが「ん」ではなくなる時、んは何になるんでしょうか?まだ先が見えない状況です。」

「近年ひらがなの中で権利を訴える者たちが増えてきました。現在国会議事堂前に二百万を超えるんたちが集まって、ひらがなの平等と文法の変更を訴えるデモがなされています。ここにきて国会内の動揺は一層大きくなり、今後んは「ん」ではなくなる可能性も出てきました。では国会前から中継です。」

「カタカナですが、いま政府からの圧力を一番かけられているのはヴです。こちらはより深刻な状態にあります。ヴが世界から消えるという声も聞かれます。んはヴと共闘することができるでしょうか?」
「んが置かれている立場とヴの状況とは大きく異なります。ただ連帯する必要はあるかも知れません。」